共通テストを受けないのも賢い!受ける意味は?私立大学は関係ない!

大学受験生であれば「共通テスト」はほとんどの方が受けるものであり、学校に通っていれば当然のように願書を提出するケースが多いです。

しかしこの記事にたどり着いた方は、「本当に共通テストって受けなきゃいけないの?」と疑問を持っているのでしょう。

周りの多くの方が受験をしていると、「受けないで良いのかな?」という相談もしづらいですよね。

受験を長年、研究している私が、「共通テストを受けないという選択肢」について解説していきます。

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共通テストを受けないという選択肢について

それでは「共通テストを受けない」という選択肢がありなのか、まずはそこから解説をしていきましょう。

私立大学専願なら受けないのもあり

国公立大学を志望するのであれば当然、共通テストの受験はほぼ必須です。

共通テストを一次試験として受け、必要に応じて二次試験を受験するという流れが一般的。

一方、私立大学であれば個別入試がメインとなり、共通テストの得点は合否に関係がないです。

共通テスト利用であればまた話は別ですが、個別入試であれば共通テストの得点が大学に伝わることすらないため、受けても受けなくても変わらないんです。

(一部の私立大学では共通テストが必須ですが、基本的には共通テスト無しで受けれる大学がほとんどです。)

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共通テストを受けない人の割合はどれくらい?

共通テストを受けない人がどれくらいの割合なのかは、明確なデータは出ていません。

私の感覚ではありますが、私立大学を志望する方であっても、現役の受験生なら8割以上。

浪人生であれば私大志望でも7割以上の方が、共通テストを受けているように感じます。

共通テストを受けないという方はかなり少数派で、受けないと不安になってしまうかもしれません。

(私自身はセンター試験(現共通テスト)を受けずに、早稲田大学に合格しています)

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私大専願でも共通テストを受けるメリットとは?

私大専願なら共通テストを受けないのもOKではありますが、受けるメリットも実はあります。

4つのメリットについて解説していきましょう。

①早く本番モードに入れる

共通テストは1月の中旬に行われ、私立大学の一般入試よりも基本的には早いです。

そのため私立大学の入試をゴールに置いた時よりも、少し早く本番モードに入れます。

「2月までにここまで終わらせよう」という計画が「1月中旬までに」となりますから、より厳しいスケジュールをこなせるようになり、後ろに余裕も残ります。

受験までの危機感がわいてこないという方は、共通テストを申し込んでおくと良いでしょう。

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②本番の緊張感に慣れることができる

入試本番は独特の緊張感で、模試とはまた大きく異なります。

特に最初の方に受ける大学・学部は緊張して、本来の実力が発揮できないかもしれません。

共通テストを先に受験しておくことで、試験の緊張感に慣れることはとても効果的です。

プレッシャーに弱いと感じている方は、共通テストを受けておくと良いでしょう。

 

③自分の実力を常にチェックできる

共通テスト形式の模試などの得点は、自分の実力のチェックにとても効果的です。

共通テストを実際に受けるかどうかは別として、模試や実践問題集を進捗のチェックに使っていきましょう。

共通テストの問題は悪問がほとんどなく、実力が明確に得点に現れますからね。

・共通テスト7割→日東駒専

・共通テスト8割→GMARCH・関関同立

・共通テスト9割→早稲田・慶應

大まかに上記の得点率を取れれば、それぞれの大学の個別入試で合格できる可能性が比較的高いです。

いきなりMARCHや早慶の過去問に飛びつくのではなく、まずは共通テストの問題で実力を確認し、力がついてきたら本格的に私立大学の対策に入りましょう。

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④共通テスト利用と一般入試の両方で挑戦できる

私立大学では一般入試だけでなく、共通テスト利用でも受験が可能です。

共通テストの得点が高ければ、個別入試よりも一足早く、合格することができます。

滑り止めの大学を抑えるという意味でも、共通テスト利用の受験はおすすめで、チャンスも広がります。

ただ個別入試の方が合格の難易度は易しく、共通テスト利用はワンランク上の学生が滑り止めで受けるケースが多いので、あくまで合格できればラッキーという考えで挑みましょう。

 

私立専願で共通テストを受けるデメリット

ここまでメリットをお伝えしてきましたが、私大専願の方が共通テストを受験する事には2点のデメリットもあります。

①私立大学の対策がおろそかになる

共通テストの方が時期も早いという事もあり、どうしても目先の共通テストの対策に時間をかけてしまいがち。

そして本命である私立大学の対策がおろそかになってしまう方も、これまでお見掛けしてきました。

私大専願で共通テストを受験される方は、あくまでその後にある個別入試に照準を合わせて、対策に取り組まなければいけません。

共通テストと私大の個別入試はまた形式も大きく異なるため、注意しましょう。

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②入試前に自信を失うリスクがある

共通テストに向けてあまり対策をせずに受験をすると、あまり高い得点が取れない可能性があります。

自分では「あくまで練習」と考えていても、実際に低いスコアを取ってしまうと、かなりショックを受けるものです。

「自分ってあんまり実力がないのかな・・・」と自信を失い、それを私立大学の個別入試まで引きずってしまう可能性があります。

共通テストが終わったらすぐに切り替えられるよう、意識するようにしましょう。

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私大専願は結局、共通テスト受けるべきなの?

結論として、私立大学専願の受験生は共通テストを受けるべきなのか、解説していきます。

 

①迷ったら受けておいて損はない

共通テストを受けた時の「対策不足」や「自信を失う」というデメリットだけケアすれば、共通テストを受けておいて損はありません。

あくまで目的やゴールを見失わずに、1つの模試だというくらいに考えて、気軽に受験をしましょう。

共通テストに向けて対策に取り組むことも、私大の入試に活きてきます。

 

②周りのアドバイスを聞いて最後は自己判断を

共通テストを受けるメリット、デメリットは周りの方にもアドバイスを聞いておくと良いでしょう。

しかし「絶対に受けなければいけない」というケースを除けば、受けても受けなくても大きな差はありません。

最終的な判断はご自身で行い、悔いが無いようにしましょう。

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私大専願と共通テストの関係まとめ

ここまでお伝えした通り、私大専願であれば共通テストを受けないという選択を取っても、基本的には問題はありません。

しかし共通テストを受けることで、本番の緊張感に慣れることができたり、自分の進捗を確認できたり、メリットも多く存在します。

自分にとって受験するメリットとデメリット、どちらが大きいかを分析したうえで判断しましょう。

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